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眼科から一言(1)
緑内障を早期発見するにはどうしたらよいでしょうか?
緑内障を一言でいうと、視野が欠けてしまう病気です。40歳以上の5%が緑内障と推定されており、緑内障になる人は年齢が上がるとともに増えていきます。緑内障という名前自体は広く知られておりますが、きちんと理解されていない部分も散見されます。緑内障は自覚症状に乏しいために自分で視野欠損に気づかないことも多く、一度視神経が悪くなると悪くなった部分は元には戻りません。それゆえ、早期発見が大事で、特に40歳以上の方、強度近視の方、緑内障の家族歴がある方などは特に注意が必要です。では、具体的にどうしたらよいでしょうか?緑内障以外でご自身が眼科受診したときや、ご家族の眼科受診に付き添ったときなどに、眼科医に「私の目に緑内障はありますか、あるいは緑内障の恐れがありますか?」と聞いてみてはいかがでしょうか?比較的容易に、緑内障精密検査が必要かどうかは判断可能です。緑内障の可能性が否定できない場合にのみ、精密検査をお勧めすることもあります。お気軽にお尋ねください。
(参考) 日本眼科医会ホームページ
https://www.gankaikai.or.jp/info/detail/glaucoma.html
眼科から一言(2)
緑内障の目薬をきちんとさせていますか?
緑内障の目薬にはいろいろな種類があって、それらを組み合わせることにより、視野欠損の進行をかなりの程度、防ぐことができるようになっています。
その際、目薬があまり効かない方もいらして、きちんと目の中にさせていない場合もあります。
目薬の効果を最大限発揮できるようにするためには 次の3つに気をつけてください。
・仰向けに寝た状態で目薬をさす。( 座って行うより目の中に入りやすい。)
・冷蔵庫で冷やした目薬をさす。(冷たいので、入ればすぐわかる。慣れたら不要。)
・5分間、目頭を押さえる。(鼻涙管を圧迫し、目薬が喉の奥に流れないようにする。)